ストレングス・ファインダー個別セッションで得た話
先日ストレングス・ファインダーの個別セッションに行ってきました。待合せ場所は上野。20年程前の職場が近くだったのでなんだか懐かしいです。(当時atreはなかった…)
お相手はストレングスコーチのしずかみちこさん、以前から気になっていたブロガーさんで、最近個別セッションをはじめられたというので、思いきってお願いすることにしたのです。実はこれまた同い年、そしてブログからたまにご近所感が表れているという理由で勝手に親近感を持っていたのですよね。オンラインでつながり、オフラインで会う流れです。
ストレングスコーチ、しずかさんのブログはこちら。いろんな記事読んでるけど、とても論理的で視点が鋭くて、ステキなのです。
さて「ストレングスファインダー®」。
「自分の強みを発見するツール」として、私はモヤモヤしてた今年のはじめにWeb上の診断テストを受けてました。自分の持つ上位5つの資質が判ると、それぞれの資質に共通する思考や行動の傾向の解説を読んで、「なるほど、確かに!」が面白かったし、「やっぱりね」というところもあって、当時身を置いていた環境が自分に向いてないと再認識し、行動に移せたので、すばらしいツールだな、と思ってました。
ただ潜在的な「資質」を知っただけでは「強み」にまで引き上げるのは難しいのです。詳しくは、しずかさんのページを読んだら動かねば!となる程わかりやすく書かれてるのでぜひ。
本当に生かすためには、自分の資質を理解し、磨きをかけることで、「前に進むための最強のツール」になっていくのですね。
そして兼ねてより狙っていた(!?)しずかさんからその機会を得たのです。ヤッタ~!
以下は自分のメモのようなものです。
私の上位資質5つがこちら
1.最上志向
2.適応性
3.責任感
4.自己確信
5.戦略性
色分けされているのは、全34コある資質が、4つのカテゴリーに大別されるのだそうです。
4つの色が上位5つに出る人は、バランスがとれていて珍しい、と言っていただけたのは素直に嬉しかった点。ですが、強みに引き上げられる力はいったいどこなのでしょう?
しずかさんは「それぞれについてどう思いますか?」と具体的なエピソードを聞き出してくださいます。ひと通りすべての資質の感想なり捉え方を、自分でも考え分析してみながら話してみました。
私がいま最もしっくりくるのは「自己確信」と「最上志向」です、とこれは迷いなく。これに突き動かされて会社を辞める決断が出来たともいえる、わりと旬なエピソードとしてスルスルと話しやすいですし。
黄色の資質は「人に影響を与える力」グループなのだそうです。なるほど、影響力を及ぼせない環境にいたということでしょうか、なんて勝手に解釈。
となると、これまだ生かせてはいないので、もったいない。今やるべきことは「最上志向」というセンサーで良いものを集めたり見つけてきて、自分にとって大事なものを選ぶ「自己確信」フィルターを通して、進む方向性を決めましょう、と。
これが今回導き出された大きな結論です。
なんか、今やってることだ!面白そうなところ、興味あるところに足を運び、引っかかるものについてもっと情報集めてみる、行動してみるってこと。自分の感性やセンスを信じてもっと動いていいと言っていただけて、なんだかほっとするし、勇気をもらいました。
でも違うと思ったら早々に手放していいのだそうです。
なぜなら、「責任感」という「行動力」グループの子が邪魔をする可能性があるから。やると言ったからには責任を果たさなきゃ!とならないように。お、これも覚えがある…。今は「責任感」は使う時じゃないので仕舞っておくのがよい。
次に、「戦略性」は「考える力」グループで、方向性が決まってこそ力を発揮する。逆に目標や全体像が見えないと動きにくいんだそうです。
そして「適応性」は柔軟性と私は受け止めたのだけれど、「人間関係の構築力」グループで、環境の変化に対応できる。
だから「戦略性」と「適応性」は方向性が見えてきたときに、力を発揮してもらえるように、待機状態でよいとわかり、ならば来るべきときまで大切に育てておきたい愛おしい子のようにも思えました。
あと私が面白かったのは、他の資質との比較からみえる特徴です。
「最上志向」:より良くなることを熱望する。⇔「競争性」:一位になることを熱望する。
「最上志向」:突出したいいものを作りたい。⇔「回復志向」:壊れたものを直したい。
「自己確信」⇔「慎重さ」、「適応性」⇔「規律性」とかも、相反する資質に納得しまくり。否定するのではなくて、私にはないところとして、相互理解したいのです。
合わせて出やすい資質、合わせて出にくい資質、というのも面白いし、当てはまってる気がしました。残りの34の資質も追加料金で全順位がわかるのですが、「そこから判ることってありますか?」と伺うと、お答えは、「うーん…諦めがつくかな。(笑)」とのこと。なるほど、諦めるのはあとにして、強みを生かす方からはじめよっと。
また今回お話してみて気づいたのは、やはり育った環境、身を置く環境でしか分析できないこと。自己完結しているつもりのことも、他者と影響を与え合って生きてる、ということ。当たり前だけどね、そういう意味では身近な家族や付き合う人、環境はやはり大切です。
途中人生相談みたいにもなりつつ(スミマセン)、しずかさんから穏やかに指南いただいたことがとても役に立ちそうです。しかし分析力すごいな、と思ったら「考える力」4つお持ちなんだとか。さすが!
ブログなんかでも、自分が良いと思った物事を発信するのがよい、とアドバイスもらい、具体的なヒントも。そっか!ならもっと書けるかも、と発見がいっぱいでした。
皆さんにおすすめしたい、ストレングス・ファインダーの世界。
グループワークショップもあったらぜひ参加したいと思っています。
しずかさん、どうもありがとうございました!
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
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