yotsuさんのお気楽ライフシフト

40半ばから、自由にマイペースに、楽しく生きることを探究しています。

人生初? 読書会に参加してみた話

先週末、読書会に参加しました。学校の授業などを除けば、人生初かもしれません。
そもそも「読書会って、どこで開かれてるの?」ってレベルで縁遠いものだったのですが、2ヶ月ほど前に、とあるメルマガで読書会の参加者を募集しているのを見て、すぐにメールを「ハジメマシテ、参加シタイデス」と…かなり怪しい。

まぁでも、なぜ反応したかというと、そのメルマガの主は会社経営者で経営コンサル、著書も多い鈴木進介さん
→その鈴木さんを知ったのは、オンラインの学びサービス「Schoo(スクー)」の「思考の整理術」の授業で半年ほど前。
→Schooを見てると勝手ながら講師の人柄がわかったような気になるように。
→鈴木さん同い年だった。(タメ年って応援するし活躍して欲しいものですよね。)
→彼の主催している読書会なら安心な気がした。
という流れ、このあたりも直感で動く私です。そんな訳で参加権をゲット。

そこから2ヶ月、都内某所、読書会が行われるサロンに足を踏み入れました。

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結論からいうと、勇気だしてよかった!
12人参加、5時間もの長時間ながらまったく飽きることなく、知識や興味の幅が大きく広がる貴重な時間になりました。皆さん良い方々で、やっぱり間違ってなかった、と。その後の食事会まで楽しんできました。鈴木さんのブログに詳細あり。

この会は課題図書があるのではなく、それぞれがおすすめの本をシェアし合うという形式。どんな方がいらっしゃるのか判らない中、向上心の高いビジネスマンや自営の方が多いかな? とビジネス書でもかぶらなそうな本で…、自分がなぜ選んだか、興味をもって語れる本…と考えまして。

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佐渡島庸平さんの「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)」」にしました。

難しい副題はさて置き、「はじめに」より。 

宇宙兄弟』の中にこんなセリフがある。
「We are lonely,but not alone.(我々は孤独だが、一人ではない)」
このセリフは、宇宙で一人漂う宇宙飛行士が発するものだ。しかし、たくさんの人間に囲まれていても、lonelyにはなる。どうすれば、not aloneになれるのか、コミュニティについて考えながら、探りたいと思う。 ―佐渡島庸平

講談社で漫画『宇宙兄弟』等の仕掛け人でもあり、現在はクリエイターエージェントのコルク代表・佐渡島庸平さんの、コミュニティ論。
そう、私『宇宙兄弟』にドハマりした時期があって、でも佐渡島さんのことは認知してなかったんです。それがここ半年、編集・ライター業界隈にアンテナ張るようになったら彼の名前がどこでも挙がってくるんですね。切れ者であるという文脈で。術中にはまってた側からも、編集手腕に興味わきます。

もう1つ、会社というコミュニティを去った自分は、何もしなければ最小単位である家族と、子どもを通じた学校などの受動的コミュニティにしか属さないんです。自治体や地域のコミュニティも能動的に意味を見出さなければ入っているとはいえません。そんなことを考えてる矢先、オンラインのコミュニティにもなにかヒントがありそうです。
そんな編集やコミュニティに関するドンピシャな内容だったので、個人的に読み込みたかったのです。 


★インターネット時代のコミュニティのあり方について、仮説を立て検証途中。自ら主催するコルクラボで実践、ビジネスにもいかしている。

★大前提として人は繋がりたい、安全という状態・安心という心理を求めている。自由と安心を両方確保する設計をしたコミュニティの発展効果とは。

★情報過多の時代に人の欲望を換気するものは、同じコミュニティにいる人からの影響。信頼でつながる安心をベースに知識をシェアリングエコノミーするのが効率よい。

★ハードの進化は終わりつつあり、ソフト・コンテンツ・サービスをアップデートし続けることが重要。(納品主義からアップデート主義へ)

結局拙いし、理解しきれてないし、うまく伝えられなかったのだけど…コミュニティについては、皆さん興味を持ってくださいました。この読書会だってコミュニティだし、地域のコミュニテイとどう関わっていけばよいのか、など。オンラインよりリアルの方がまだ身近かもしれないけど、リアルより先にオンラインで繋がる、という今回の私みたいなケースが増えてるのはわかるでしょうか。

コミュニティを選んだり作ったりすることは自由、だけど自由には孤独がつきもので、自己責任でもあるのです。lonlyでもnot aloneでいるためには? 壮大なテーマです。
地域コミュニティも、今だから追求したいテーマなので、また別途検証していくモチベーションにもつながりました。

他の方からの紹介本にもすっかり影響を受けて、早速読んでみてます。でも少しでも自分のものにするにはアウトプットが大事、というのもリアルで学びました。なにせ忘れっぽいのでメモからはじめて、伝えられるように頑張ろう!
という訳で、読書会効果も含めて濃密で、次につながるものとなりました。

またも気づけば9月後半。急に寒くなったからか、娘が高熱を出したりして予定変更を余儀なくされるけど、自由な時間は臨機応変に使えるのだから、余裕な構えでいきましょう。

www.suzukishinsuke.com

schoo.jp